「インスペクター(住宅診断士)に聞いたインスペクション(住宅診断)実例⑨」
お元気さまです。
今日、気象庁が東京の桜の開花宣言を出しました!!(*´∀`*)!!
春も目の前。新生活に向けて色々と準備を始めている方も多いのでは?
そわそわ落ち着かない今日この頃。
落ち着かないといえば、何かと話題になっている豊洲移転問題・森友学園問題。
都議会も国会も落ち着かないですね・・・。
特に変わりはないという方も、ご自宅をリフォームして新生活を迎えるという選択もありますよ(^-^)/
さて、本題です(^^)
前回は「基礎コンクリートのひび割れ(クラック)」についてお話しましたね。
今回は「雨水の浸入による水染み跡」についてです。
外壁においてサッシ廻りのコーキングや外壁目地コーキングが劣化し亀裂が発生すると
建物内に雨水が浸入する危険性が高まります。
雨水が建物内に浸入してしまうと構造上主要な部材(梁)に大きな水染み跡を作ってしまいます。
インスペクションしたこの中古住宅は築18年です。
通常、築10年前後でコーキングが劣化してしまうため、打ち直しをすることが望ましいといえます。
しかしこの物件は過去に一度も目地コーキングの打ち替え等、外壁のメンテナンスがなされていない物件だったのです。
おそらく雨水の浸入が始まって最低でも5年位は経過していることが予想できます。
このまま雨水の浸入を放置しておけば、梁に付いた水染み跡は拡大し、いずれ腐朽が始まっていくことでしょう。
またシロアリをも誘発させてしまうかもしれません。腐朽やシロアリの被害を受けてしまうと、
この梁は構造上耐力が期待できなくなってしまいます。
今後大地震が発生した時には、この部分が建物の弱点となり建物の損壊の原因箇所になってしまうことは
言うまでもありません。
こうして中古住宅を購入する際にはホームインスペクションを実施し、
今後その住宅に必要なメンテナンス箇所や補強箇所を知る必要があるとは思いませんか?
将来人命に関わるかもしれない劣化事象を知らずして中古住宅を購入することは極力避けたいものです。
腐朽やシロアリの被害は後に重大な不具合につながります。
その前段階である水漏れを早急に解消するためにインスペクション(住宅診断)が役立つのです。
インスペクションについてわかりやすく説明した動画はこちらから♪
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