「インスペクター(住宅診断士)に聞いたインスペクション(住宅診断)実例②」
お元気様です!(*゚▽゚*)!
昨日9/7は二十四節季の『白露』でした。この頃から秋の気配を感じられるそうですが、
日中はまだまだ暑いですね。これから秋雨前線が活発に動きながら、秋本番へと季節も移ろいで行くのでしょうね。
ところで、先日太陽の表面で大きな爆発現象『太陽フレア』が起きたそうです。
GPSや電波通信などに影響を与える可能性があるとのことです。自然の摂理は奥深いです。
さて、本題ですヽ(*´∀`)ノ
前回に引き続きインスペクション(住宅診断)の実例についてお話したいと思います。
結露による水染み跡と診断し報告させて頂いた事例です。
この建物(マンション)では、収納の配置は、建物北側に配置されていました。
よって、冬場、収納内で結露が発生したことが原因だと容易に想像できたわけですが、
直ぐに結露が原因だと断定することはよろしくありません。
ひょっとすると外壁から雨水が浸入したことによる水染み跡かもしれないため、
その可能性の有無も調査する必要があります。
部屋の窓から収納部分の外壁を目視確認すると、特に外壁にクラックやコーキング目地の破断、
外壁タイルの異常が確認されなかった為、”結露”が原因と診断しました。
そもそも、建物の北側は特に冬場気温が下がると、押入れやクローゼットの中が大変冷えやすくなります。
そこに、暖房で暖められた室内の空気が流入すると、結露が発生してしまうのです。
特に押入れやクローゼット、下足収納の背後が外壁になっているケースは要注意です。
外気の影響で空気が冷やされ、室温との温度差は大きくなり、結露の可能性は高まります。
いかがでしたでしょうか?マンションは結露が発生しやすい環境です。
購入予定の物件で同様の状態がないかインスペクション(住宅診断)で検査をしてみる価値はあるかと思います。
インスペクションについてわかりやすく説明した動画はこちらから♪
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