「インスペクター(住宅診断士)に聞いたインスペクション(住宅診断)実例⑧」
お元気様です!(*゚▽゚*)!
秋雨前線の影響で秋の長雨が続きますね゚゚゚゚(゚´Д`゚)゚
台風21号も発達しながら日本列島に向けて進んでいるようで、週明けは悪天候になりそうです。
22日の衆議院選挙の投票日も天気は良くなさそうですし、余裕をもって投票に行きましょう。
さて、本題ですヽ(*´∀`)ノ
今回も前回に引き続きインスペクション(住宅診断)の事例についてお話します。
今回の事例は「基礎コンクリートのひび割れ(クラック)」についてです。
気になる中古住宅を見学した際、基礎のコンクリートにひび割れ(以下:クラック)が発生していたら、
「この住宅は大丈夫なのだろうか?」
と不安が生じその中古住宅を購入しようかどうか迷うことがあるかもしれませんね。
中古住宅で見られる基礎コンクリートのクラックの原因は、
1.軟弱地盤が原因で建物の不同沈下により発生したもの
2.かぶり厚さ(コンクリート表面から鉄筋やアンカーボルトまでの距離)のが足りないことにより発生したもの
3.施工不良(コンクリートの調合ミス等)により発生したもの
4.地震や近隣の工事による振動で発生したもの
5.経年劣化(コンクリートの中性化により鉄筋が錆び膨張したため)により発生したもの
上記の様な原因でクラックが発生していることが考えられます。
クラックの原因を写真で判定することは非常に難しいです。
しかし、実際の建物を総合的にホームインスペクションすることで、
上記の原因のどれにあたるのか察しがつく場合があります。
弊社では、ホームインスペクション時に発見したコンクリートのクラック巾が0.5mm以上の場合、
依頼者には補修が必要であることをお伝えしています。
それは、クラック巾が0.5mm以上となると雨水などの浸入により
コンクリート中の鉄筋への影響が懸念されるからです。
特に鉄筋が錆び膨張することでコンクリートを破壊させてしまうポップアウト現象は、
基礎の強度を低下させる重大な現象です。
こうした構造上の欠陥となりうるクラックは、適切な時期に補修・補強を行うことが大切なのです。
いかがでしたでしょうか?
基礎コンクリートのひび割れ(クラック)は重大な問題を引き起こしかねない症状です。
ひび割れが発生している原因をしっかりと特定し、
対策を打つためにもインスペクション(住宅診断)は重要な役割を果たすのです。
インスペクションについてわかりやすく説明した動画はこちらから♪
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