中古住宅を買ってから後悔しないために⑦
いかがお過ごしですか?
今回お話しするのは「仲介手数料」についてです。
不動産会社による仲介には買い主と売り主の両方から仲介手数料を受け取る場合と、買い主か売り主のどちらかしか手数料が取れない場合とがあります。前者は「両手」、後者は「片手」と呼ばれています。手数料は法律で受け取れる額の上限(物件価格×3%+6万円「消費税別」)が決まっているので(400万円以下だと少し異なります)当然不動産は両方からお金をもらいたいと考えます。そのため、物件情報を業界のネットワークシステムに登録しなったり、他社から問い合わせがあっても紹介しないといった本来禁止行為であることが横行しているのも事実です。
以上見てきたように不動産会社が契約成立時にお客様から頂く仲介手数料は決まっております。つまり、弊社でも他の不動産でも同じです。一般的な不動産会社の場合、お客様のご予算上限いっぱいの物件を紹介するケースが多いのが現状です。その理由は物件価格が高ければ高いほど契約成立時に手元に入る仲介手数料が多くなるからです。売主と買主を自社で見つけた場合(いわゆる「両手」の場合)、さらに手元に入る仲介手数料が多くなるために一般的な不動産会社は上記のような提案をしてくることが多いのです。
弊社では予算上限いっぱいの物件を紹介することはありません!なぜならば、当初の資金計画でリフォーム費用まで含めた総予算をご提案するからです。物件探しからリフォーム工事までワンストップで行える自社のメリットを活かし、お客様に最適なプランをご提案いたします。
次回は中古住宅を買ってから後悔しないために⑧をお話しいたします。
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