LED電球の特徴
お元気様です。
まだまだ寒い日が続きますね。
関東では雪が降ったそうです!
今回は、LED電球の寿命について話題になっているので、
LED電球についてお伝えします。
「10年持つ」と言われている長寿命のLED電球ですが、
「本当に10年持つのか・・」とLED電球の寿命についての疑問が最近注目を集めています。
そもそも、「LED電球の特徴ってなに?」
「省エネって言うけど他にメリットはないの?」
と思われる方もいらっしゃると思うので、
LED電球の特徴をご紹介したいと思います。
■LED電球のメリット■
1.省エネで環境に優しい
従来電球式の消費電力量は70Wだったのに対し、
LEDでは12Wで済むようになりました。
一般的にはLEDの消費電力量は、白熱電球の1/4~1/5といわれており、
グロースターター式やラピッドスタート式の蛍光灯と比較しても
40~50%削減されています。
また、このことからCO2の削減にも大きく貢献し、
地球温暖化防止にも大きな役割を果たしつつあります。
環境省の発表によると、2020年を想定して1年間に製造されたLED電球をライフエンドまで使用した場合、
代替した白熱電球と比べ何と745万トンの二酸化炭素の排出削減が期待できるとされています。
出典:環境省
2.低発熱・赤外線フリー、紫外線フリー
LEDには、発光しても発熱しないという特性があります。
照射面に触れても熱くないので、熱の問題で設置できなかった場所にも設置可能となりました。
また、光には赤外線がほとんど含まれていないため、照射部分が熱くなることもありません。
一方、LEDを埋め込んでいる基盤部分は多少発熱しますので、基盤や器具には放熱対策が必要です。
また、LED電球の光には、日焼けなどの原因となる紫外線がほとんど含まれていません。
そのため、美術品・工芸品などに照射しても褪色・劣化しにくいので、
長期保存しながら展示する場所などに最適です。
3.瞬時に点灯
LEDの点滅応答速度は、白熱電球の約1,000倍。
他のランプはON/OFでランプの寿命を縮める可能性があるが、LEDは得意です!
4.耐衝撃性
白熱電球・蛍光灯とも外部はガラスのため割れやすく、
内部構造も衝撃には強くありません。
これに比べLED素子は衝撃に強く、外周部はシリコン樹脂などでコーティングされているため、
地震などで落下しても割れにくいです。
5.電気代が安くなる
LED電球は他の電球と比べて消費電力が大変少ないため、
電気代を安くすることができます。
また、ご家庭に見合った電気料金プランを使うことで、
LED照明の電気代を最大限安く抑えることが可能になります。
次はLED電球のデメリットをご紹介します。
■LED電球のデメリット■
1.購入コストが高い
LED電球は他の電球に比べ価格が高いです。
しかし、近年価格は下がってきています。
2.指向性のある光
LED電球の光には指向性(光に方向)がある為に、方向により光の強さが異なります。
(他の電球は全方向に等しく放射される)
3.重量が重い
電源回路が入っているので重く、場合により「落下防止パーツ」を
使用しなければいけない場合があります。
以上がLED電球の特徴になります。