外壁や屋根の劣化・・日なたと日陰で症状が違う・・
お元気さまです。
早いもので、５月もあと５日・・今日は素晴らし「５月晴れ」に恵まれ、
素晴らしい１日となりましたね～ あ～これで仕事をしていなければ
森林浴にでも行きたいところだけど・・・
さてさて・・本題ですが、
本日は「外壁や屋根の劣化・・日なたと日陰で症状が違う・・」についてです。
外壁や屋根の劣化は、立地条件や環境によって変化します。
年数よりも症状をよく見て、塗装が必要か否かを判断すべきです。
＜南側：日射によるヒビ割れが起きやすい＞
特に紫外線の影響を受けやすい南側。
色あせ、チョーキングの順に劣化が始まります。
チョーキングは防水性が失われているサインです。
建物内部へ雨水がしみ込む可能性があります。
また、サイディングのつなぎ目であるシーリングにもヒビ割れが
生じるため注意しましょう！
＜適した施工＞
・劣化が進んだ既存塗膜は剥がれの原因となります。
高圧洗浄で洗い落としてから、塗装しましょう。
・既存のシーリングや目地内のホコリなどをしっかり取り除き、
新しいシーリングに打ち替えましょう。
＜北側：湿気が多いためカビや藻に注意！＞
日の当たらない北側は、コケや藻が発生しやすい場所です。
塗膜の劣化により外壁の防水性が低下すると、壁の表面に
コケや藻が発生します。
外壁や屋根を直接傷める原因ではありませんが、他の場所よりも
多く水分を浴びているため、塗膜も劣化しやすいといえます。
＜適した施工＞
・コケや藻に効果的なのは、塗装前にバイオ洗浄です。
バイオ洗浄で殺菌し、塗装面をきれいにしてから塗装しましょう。
・数年経つと再びコケや藻が発生する可能性があるので、塗料は
「防コケ。防藻・防カビ」性能があるのものを選択しましょう。
＜まとめ＞
同じ家でも、日なたと日陰では異なる症状が出ます。
点検するときには、外壁の一面だけを見るのではなく
建物全体をチェックすることが大切です。
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